アレックス・ロドリゲス引退

 ニューヨーク・ヤンキースの7日(日本時間8日)発表によると、アレックス・ロドリゲス内野手(41)が今季限りで現役を引退するそうです。

 12日(同13日)にヤンキースタジアムで行われるレイズ戦が最後の試合となります。

 アレックス・ロドリゲスは、正確にはアレクサンダー・エマニュエル・ロドリゲス。A・ロッド(エイ・ロッド)の愛称で親しまれ、高校時代から高い身体能力を活かして野球とアメリカン・フットボールで活躍し、多くのスカウトに注目されました。1993年にシアトル・マリナーズにドラフト1位指名(全体1位)を受けて入団し、1994年7月8日のボストン・レッドソックス戦に18歳でメジャー・デビュー。遊撃手が18歳でメジャー・デビューするのは、1900年以降では3人目でした。

 1996年には史上3番目の若さ(21歳)で首位打者を獲得。1998年には、メジャー史上3人目の40本塁打40盗塁を達成。2001年にテキサス・レンジャースと、当時のスポーツ界最高年俸となる総額2億5200万ドルの10年契約で合意。3年連続ホームラン王になるなど大活躍を見せました。

 2004年にニューヨーク・ヤンキースに移籍してからも、ホームラン王やMVPを獲得する活躍を見せましたが、2009年に薬物検査でステロイド剤の陽性反応を示し、その後も違法薬物を使用していた事実が次々と発覚。2014年1月にメジャーリーグ機構から、2014年シーズンの全試合出場停止を課されました。

 出場停止かた復帰した2015年シーズンは33本塁打を記録しましたが、年齢的な衰えは隠せず、2016年シーズンも成績が低迷し、若手主体に切り替えつつあるチームで出場期間が減ってしました。ロドリゲスは監督を伴って会見し「つらい日だ。このチームが大好きだ」と言葉を詰まらせたながら、引退を表明。奇しくもかつてのチームメイト、イチローがメジャー通算3000本安打を達成した日でした。