インド、北朝鮮との貿易を停止

 インド政府の発表によると、食料品と医薬品を除く全品目について、北朝鮮との貿易をほぼ全面的に停止したそうです。

 北朝鮮の貿易は、90%を中国が占めており、インドは第3位です。

 北朝鮮の核とミサイル開発に対し、国連安全保障理事会は10年以上前から厳しい経済制裁を科し、欧米諸国の大半は北朝鮮との貿易を停止しています。そんな中でもインドは北朝鮮との貿易を続け、2015~2016年の時点で対北朝鮮の輸出額は約1億1100万ドル(約124億円)、輸入額も約8800万ドルに上っていました。それが今回、何故か国連の対北朝鮮制裁決議に従って禁輸措置を発表したのです。

 インドは2015年、北朝鮮の人権侵害を非難する国連決議案の採決を棄権し、その年北朝鮮の外相が同国を公式訪問したことがあります。インドも国内に人権問題抱えていますし、その辺の政治的な判断だったのでしょう。しかし、いよいよ緊張が高まる朝鮮半島情勢に、北朝鮮側と見られることを嫌ったのかも知れません。