神戸製鋼所、「線材」でもデータ改ざん

 製品の性能データ改竄が明るみになった神戸製鋼所で、同社の主力製品である鉄鋼製品の「線材」でも新たに改竄が判明しました。

 線材は自動車のエンジン部品、ボルト、ナット等に使用されるもので、影響はなりの範囲に及びそうです。既にトヨタ自動車や日産自動車などが自社製品への影響調査を開始してますが、アメリカの自動車大手ゼネラル・モーターズや航空機大手ボーイングも影響調査を始めたと公表しています。

 これまでに判明したアルミ・銅製品、鉄粉、そして今回判明した線材。これまで不正な製品の出荷量は2万トン程度と見られていましたが、大幅に増えそうです。

 今のところ安全性に関わる問題は見つかっていませんが、この影響範囲の大きさ、第2のタカタになるかも知れません。既に同社の信用はがた落ちで、株価も36%下落。ニューヨーク・タイムズもこの問題を「日本のイメージに打撃」との見出しで、1面で取り上げています。この先、もし出荷先メーカーがリコールするような事態になれば、金額が最終的に何処まで膨らむか予測できません。