沖縄にPAC3配備

防衛省の18日発表によると、沖縄県の航空自衛隊那覇基地(那覇市)と知念分屯基地(南城市)に、地対空誘導弾「PAC3」を2基ずつ配備したそうです。

北朝鮮が弾道ミサイル発射の動きを見せているため、政府は7日に北朝鮮のミサイルが落下してくる事態に備えて自衛隊に「破壊措置命令」を出していましたが、その配備を前倒ししたものです。基地内で直ちに迎撃準備を始めるとみられます。

PAC3は、アメリカのレイセオン社がMIM-14 ナイキ・ハーキュリーズの後継としてアメリカ陸軍向けに開発した、広域防空用の地対空ミサイルシステムMIM-104 パトリオットのPAC1、PAC2に続く、弾道ミサイルへの対処能力を本格化するため、さらなる能力向上を図った形態です。  元々は航空機の撃墜を目的としていたパトリオットを弾道ミサイル迎撃のために能力をアップデートしていった、最新の形式。湾岸戦争で使用され、イラク軍のスカッドミサイルを迎撃、撃墜率40%~70%(アメリカ軍発表)といわれたPAC2の発展型です。