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はやぶさ2、打ち上げ成功

 小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が3日午後1時22分4秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、午後3時過ぎに予定の軌道に探査機を投入、打ち上げは成功しました。

 はやぶさ2は、小惑星イトカワに着陸し、初めて物質を採取して4年前に帰還した「はやぶさ」の後継機。今回の目的地は有機物や水が存在するとみられる別の小惑星「1999JU3」。1999JU3は四十数億年前の太陽系初期の姿をとどめていますが、地表の物質は宇宙線を浴びて変質している。このため、はやぶさ2は新開発の装置を使って人工的にクレーターを作り、変質していない地下の物質の採取・回収を目指しています。

 初代はやぶさはエンジンの故障や通信途絶など様々なトラブルに見舞われながら、スタッフの努力でなんとか目的を達しました。それが逆にドラマとなって、多くの人の共感を呼んだのですが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のスタッフは「もうドラマはいらない」と、はやぶさ2には初代の教訓を活かした対策が講じられているそうです。

 計画通りなら、小惑星の地下物質を採取し、20年末に帰還する予定です。